大和屋本店 編

宿泊プラン – シングル 1泊2日
2018年12月13日〜14日

【経路】
[行き]
大阪ー[伊予鉄バス(5時間10分)]ー松山市駅ー[タクシー(20分)]ー大和屋本店
[帰り]
大和屋本館ー[坊っちゃん列車(約15分)]ー南堀端(観光)ー松本市駅ー[タクシー(20分)]
ー松山空港ー[飛行機 PEACH(1時間)]ー関西空港ー[ラピート(35分)]ー難波

writing

こんにちは。文豪ごっこレポーターのyoshieさんです。
出発

私の周りでは密かに盛り上がっている「文豪ごっこ」。やってみたいという人は結構います。いるんです!

今回は、「『文豪ごっこ』行こうぜ!」と言ってみたら集まった5人で「文豪ごっこ」をしてみることになりました。

企画時点で本当に「文豪ごっこ」できるのか、怪しさ満載です。
「せっかくなので文豪にゆかりのある温泉にしよう」ということで、坊ちゃんの舞台で有名な「道後温泉」に決定しました〜!

まずはお宿ですが、一人でも泊まれる宿を厳選した結果「大和屋本館」に決定いたしました〜。
こちらの旅館は、道後温泉のメインスポット「道後温泉本館」のすぐそばにあり、商店街にも近くてとても便利な場所にあります。
チェックインは2時から、チェックアウトは12時までとなっているので、思う存分引きこもることができますね!

宿が決まれば次は部屋割りです。
今回は1(洋室)・1(和室)・3(和室)という変則的な部屋の取り方をしてみました。一人部屋に本気を感じますね!
当然私も一人部屋です。
夕飯は団体さんが入っていたため、残念ながら旅館で摂ることはできなかったので、近くの郷土料理屋さん「魚武」さんに予約しました。

旅路は最初車で行く予定でしたが、伊予曲折あり、最終的にバス組と飛行機組に分かれて現地集合となりました。

私はバス組です!伊予鉄バスの出発は8時50分。
しっかり朝ごはんを食べてバスに乗り込みました。3列シートで椅子と椅子の間に広く空間があり、とてもゆったりとしています。足置きやひざ掛けも用意されていて、とっても快適。
しかも、なんとFreeWiFiが付いてます!素晴らしい〜

移動中もしっかり文豪ごっこ(仕事)できるじゃないですか。
と思ってPCを開いてみたのですが、まあ、速攻酔いますよね。
チャレンジしては寝てを繰り返し、途中2回ほど停車して休憩。2回目の休憩でご飯を食べた後は何故か酔わずに仕事することができました!

ちなみに休憩は各15分づつなので、ゆっくり食事をする時間はありません。バスの中で食べることになります。

1回目の休憩所


2回目の休憩所

14時過ぎに無事、松山市駅に到着。

予約時間より早めですが、松山市駅の近くにあるコワーキングスペース「マツヤマンスペース」さんにお邪魔しました!

コワーキングスペースというのは、仕事をするための共有スペースです。事前予約しておけば1日のみの利用も可能。
今回はチェックアウトが土曜日で「マツヤマンスペース」さんがお休みなため、チェックイン前にやってきましたが、平日ならチェックアウト後にこちらで一仕事して帰るという手段もありますね。
基本的に席は自由で、空いているところを利用するスタイルです。
可愛い小部屋があったのでこちらで作業させていただきました〜。


打ち合わせなんかでも使えそうです。

みっちり3時間ほどお仕事して、いざ旅館へ。
今回はお友達と2人だったので贅沢にタクシーを使ってみました。と言っても20分ほどで到着したので、近くなんですけどね。
伊予鉄の路面電車が走っているのでそれに乗っても20分くらいで道後温泉に行くことができます。

お待ちかねの温泉旅館「大和屋本店」ですー!

趣のあるとても大きな旅館でした!
今回は和室と洋室、どちらもとってあるので、どちらの部屋も拝見できるんです。やったね。

まずは和室から〜

とっても広い!なんと10畳もあります。
ここ、一人でお泊まりする部屋なんですよ!!
テーブルも大きいので、広げて作業する人にもバッチリです。

障子の向こうにも縁側のような広縁という部屋があり、イスとテーブルがあるので仕事に疲れたらお茶を飲みながらゆっくりすることができます。

外では能の舞台が演じられていました。特等席!


広縁の奥には簡易的な給湯室がありました。冷蔵庫とかポットとかがありましたよ。


室内に内風呂もトイレもあります。
上がり框も広々!ここで寝れる(笑

お部屋はFreeWiFiがあるので、ネット環境がないと生きていけない現代人でも安心。
各部屋には加湿空気清浄機が置いてあり、エアコンで乾燥した室内に潤いをいただきました。

お次は洋室!私がお世話になる部屋です。

あの和室を見た後だと狭く感じてしまいますが、大きめのベットとマッサージチェアがあり、一人では十分な広さです。



反対側にはクローゼットとユニットバス。
こちらもFreeWi-Fiと加湿空気清浄機があります。


机の上にはお茶受けが。かわいい。


机は電話やライトがあって若干手狭ですが、それでも60cm×120cmの広々スペースなのでPCとiPad(12.9inch)を並べても余裕!
ビジネスホテルの机に比べると断然広いですね。


旅館といえば浴衣。もちろん浴衣と足袋が用意されていました。
サイズも2種類置いてあり、自分のサイズに合わせて利用できます。私、150cmないのですが、Sサイズでちょうどよかったですよ。

1階のラウンジは広々でゆったりしているので、煮詰まった時はここで一息いれるのも良さそう。


ハローキティの浴衣を着れるプランもあります。
可愛いー。

旅館を探索した後はいよいよ夕食です!
予約していた「魚武」さんはなんと旅館から徒歩1分!商店街の入り口付近にありました。
メニューは色々あったのですが今回頼んだのは「道後魚武御膳」。鯛釜めしと舟盛り、じゃこ天など盛りだくさん。鯛釜めしはなんと、宇和島鯛めしにチェンジすることもできます!

私は宇和島鯛めしにチェンジしました。鯛と卵が絡み合ってとっても美味しかったです!

宇和島鯛めし
宇和島鯛めし宇和島鯛めし宇和島鯛めし

 

 

こちらはたい釜めし

釜めしも一口いただきましたが、ホクホクでとても美味しかったです。

地ビールの種類も豊富です。(左が漱石ビール・右が坊ちゃんビール)
漱石ビール(スタウト)坊ちゃんビール(ケルシュ)

おなかいっぱい食べた後は腹ごなしにちょっとお散歩。
商店街はお土産なんかがたくさん売られていてとても賑わっていました。
それを少し抜けたところに、飛鳥乃湯泉という新しい温泉ができていました。
2017年の12月にオープンしたようです。
飛鳥乃湯泉

その向かいにおしゃれなバーを発見!
道後 麦酒館別館
道後 麦酒館別館
おしゃれな地ビールがたくさんありましたー。

地ビール地ビール梅酒
道後サイダー

ご飯の後はお楽しみの温泉のお時間です。
道後温泉本館は日本最古の温泉と言われている国の重要文化財。なのに公衆浴場として営業を続けている珍しい温泉です。

宿泊した大和屋本店は、道後温泉本館のすぐ近く(徒歩1分)にあるので、本館に入りに行くもよし、旅館の大浴場に行くもよし。本館は10時まで、大浴場は午前2時までだったので先ずは本館へ。
どうやらこの本館は来年(2019年)の1月15日から改修工事に入るらしいです。工事になる前に入れてよかった!工事中も温泉に入ること自体はできるみたい。
道後温泉本館
そこで一つ問題が!なんと、本館はシャンプーなどが置いていない!!
もし、本館だけでお風呂を済ませるつもりでしたらシャンプーや石鹸は持参しましょう。私は持っていなかったので、お湯につかるだけになりましたとさ。

気を取り直して旅館の浴場へ!
こちらの温泉は、本館よりも少し熱い「あつめ」と少しぬるい「ぬるめ」のお湯がありました。
「あつめ」のお湯であったまって、「ぬるめ」のお湯でまったりする。思わず行ったり来たりしてしまいました。
露天風呂が工事中で入れなかったのがとても残念です。
こちらはシャンプーリンス完備でした。

お風呂を出ると、脱衣所にお水のサーバ、暖簾をでたところにお茶のサーバーと梅干しが置いてありました。汗をかいたらクエン酸ですよね!
大和屋本店

お風呂に入ったら、後は寝る時間まで文豪ごっこです。と言いたいところですが、今回は他の部屋が気になってついつい、遊びに行ってしまいました。反省。

翌朝の朝ごはんは旅館の朝食を。チェックインの時に和食と洋食が選べます。
洋食和食

今回は和食にしてみました。
じゃこ天を自分で焼くスタイル。なかなか斬新でした。そして、とても美味しかった。ちょっと焦げ目がつくくらい炙るのがポイント。
デザートはみかんにみかんジュース。見事なみかん推しですね。

朝食の後は各自部屋で待機。この原稿も執筆開始!
やっぱり広い机は良いね!

大和屋さんのチェックアウトは12時と遅めですが、私たちは坊っちゃん列車に乗りたかったので早めに出発。
坊ちゃん列車は普通の路面連写と同じ線路を走るので観光気分を味わいながら移動ができて一石二鳥ですね。
整理券を買って時間まで待機。整理券は早めに買っておかないと売り切れてしまいますよ。
坊っちゃん列車

列車の時間まで、駅前をぷらぷらしてたら、からくり時計がちょうど動き初めてラッキー。
からくり時計

ちょっと時間があったので足湯なんてしてみましたよ。近くにある観光案内所でタオルが購入できます。なんと百円。
足湯

その後は普通に観光してしまいました。

さて、帰りはPEACHです。
松山市駅から松山空港まではリムジンバス・伊予鉄バス・タクシーなどいろんな交通手段が選べます。
今回は4人いたのでタクシーで行くことにしました。
松山空港は広くて綺麗ですね!
お土産も買って、空港でのんびりしつつPEACHに乗り込みました。所有時間1時間ほどで無事関西空港へ。

関空はかなり大きい!
そしてPEACHの到着ゲートは超端っこ!!手慣れた友人の後をついていかなきゃ初心者にはなかなか難しい道筋でした。
のんびり関空で晩御飯なんて食べて、大阪まではラピートで帰ることにしました。飛行機の中で買うとチケットが割安になるんですね!知らなかった。
関空から大阪までもJR,南海電車,リムジンバスなど交通手段は豊富です。最終目的地で決めるのが良さそうですね。

松山城

道後温泉は道後温泉本館を中心に栄えていて、ご飯やおやつなどは困らなさそうです。
大和屋本店は旅館内に料亭なんかもあり、そこでお昼を取ることもできます。
煮詰まったら、ちょっと散歩して足湯でリラックスするのも良いですね。

個人的には洋室がリーズナブルな上、机のサイズも大きかったのでオススメです。
文豪ごっこをする際は、チェックインの時に「引きこもってます」とお伝えください。清掃やタオル交換などを受けるか断るかする必要があるみたいです。
もしくは「『文豪ごっこ』します」と言って「文豪ごっこ」を流行らせましょう〜

※今回は同行した友人たちの撮った写真も使用させていただいています。

この記事を書いた人

よしえ